安納いもブランド推進本部

安納芋メニュースペース 安納いもブランド推進本部トップページ お知らせ 安納いもについて 安納いも便り ブランド認定会員 安心・安全

星原小学校が安納いものお菓子を届けてくれました!

 星原小学校がお菓子を届けてくれたのには理由があります。

 遡ること2年前、食育の授業で農家さんとともに星原小学校でサツマイモの植え方などの授業を行いました。それから2年が経ち、当時1~2年生だった生徒が3~4年生になった今年の春「以前教えて貰った植え方で、さつまいもを育ててみよう!」となりました。

 届けてくれたお菓子はそのとき植え付け、収穫したお芋です。

届られたお菓子たちです。(左:牛乳パックに入った羊羹です!)

 

添えられたお手紙(お品書き)

 

カリカリ焼きと芋ようかん、そして【かーしんまー】の焼き芋です。

※【かーしんまー】:種子島弁で「逆さ(さかさ)」の意。葉を下に根を上に植え付けた安納いも。(こちらについては生徒さんが「試してみよう!」の植え方です。。)

 

栽培の様子や糖度審査の結果については品評会で発表をしてくれました。

下の写真は品評会のPRコーナーでの展示物。

左:2年前のお礼のお手紙、右:糖度審査の結果発表!(来場してくれた小学生たちはテレビの取材も受けていました。)

 

出品した!?お芋たち(真ん中が【か~しんま~】)

 

 

 栽培の様子は動画にしていただき、会場にてタブレットで放映しました。

 収穫した芋は品評会前にブランド推進本部に持ち込まれ、生徒の皆さんと一緒に糖度審査を実施しました。気になる糖度審査の結果は・・・

 

糖度審査のようす(糖度審査員の方からのレクチャー中)

 

蒸した芋から10gを取り出します。(同じ量の水を加えてからペーストにし、糖度を測ります。)

 

 結果はなんと【かーしんまー】の芋が一番糖度が高かったです!(収量については、残念ながら一番少なかったです・・・一番多かったのは、やはり斜め(船底)植えでした。)

 

 

2年前の食育授業のようす(星原小学校にて)

 

校庭での収穫体験(指導は田中満男さん:品評会で2年連続金賞受賞者【株部門】)

 

指導してくれた農家さんとの記念撮影(後列の右から2番目が田中満男さん)

 

星原小学校
島の真ん中にある海沿いの小学校です。2階の角部屋にある図書室にはピンクのカーテンがかかり、そこから眺める夕陽は格別です。屋久島をはじめ東シナ海に浮かぶ島々が見渡せます。生徒数11名(2025年)

 

 

 

.事務所のみんなで有難くいただきました。はじまりからおわりまでの全てに感謝する素敵な1日となりました✨ .

 

 

★星原小学校のブログ

・糖度審査の様子 https://hoshihara.synapse-blog.jp/hibinokatudou/2025/10/post-c0c1.html

・品評会の出席 https://hoshihara.synapse-blog.jp/hibinokatudou/2025/11/post-c839.html

・お菓子づくり https://hoshihara.synapse-blog.jp/hibinokatudou/2025/12/post-2631.html 

 

 

 

11月14日に「種子島安納いも等品評会」を開催しました。

 品評会の趣旨のひとつとして、優秀な農家を表彰し生産意欲の向上を図ることがあげられます。出荷最盛期の秋に、島内の生産者や関係機関が集い毎年開催しています。

 審査は一次と二次があり、関係機関による審査を開会式の前に実施し、そこで選抜された各部門の出品物を生産者も含めた最終審査によって受賞者を決定します。

最終審査の様子

最終審査の様子

 

 部門は株(かぶ)・箱(はこ)があり、今年度は合計52品の出品がありました。受賞者は以下のとおりです。

👑 受 賞 者 👑

【箱部門】
 ◆金賞 [誠農園][島のたべもの]種子島有機グループ 勇元 誠 様(西之表市) 品種:安納紅
 ◆銀賞 砂坂 展恵 様(中種子町) 品種:安納こがね
 ◆銅賞 砂坂 展恵 様(中種子町) 品種:安納紅

金賞受賞者の勇元誠さん

【株部門】
 ◆金賞 JA中種子町園芸振興会さつまいも部会 田中 満男 様(中種子町) 品種:安納こがね
 ◆銀賞 安納地区さつまいも生産グループ 中園ファーム 様(西之表市) 品種:安納紅
 ◆銅賞 種子島現和風本生産グループ 古川 正一 様(西之表市) 品種:安納紅

金賞受賞者の田中満男さん



昨年度の糖度審査結果の中から優秀者を表彰
◆年間糖度審査優秀賞  砂坂 展恵 様(中種子町)
◆最高糖度賞  西園農園 様(南種子町)

 

受賞者との記念撮影

 

 

表彰式の前に西岡稔彦氏から講演をいただきました。内容は「産地のこれまでの病害虫とこれから」についてです。

講演会の様子(西岡稔彦氏)

 西岡氏は熊毛支場(種子島にある県の農作物の研究施設)へ在任中に「アリモドキゾウムシ」というサツマイモを食し、産地存亡にまで至らしめる恐ろしい害虫の根絶に奔走した方です。

 今の「種子島安納いも」があるのも、これまでの先人たちの苦労の上に成り立っているんだということを知る大変貴重な機会となりました。また「基腐病」については数多くのフィールドワークに基づく知見を詳細な資料を作成し、お話いただきました。西岡先生、ありがとうございました!

 

 

 

加工品の試食コーナー                
 安納いもを原材料とした加工品を製造する加工部会員から提供いただきました。

●提供事業者…(有)菓子処酒井屋 / 公園通り / 菓心利休 / (株)taneco / 中園ファーム / ひめ工房

●特別協賛…米屋(株)

 

互評会の様子
 さつまいもを取巻く外部環境を知るために他産地のさつまいもを食べ比べしました。

●互評会(食べ比べ芋)の提供者…ごと株式会社(長崎県五島列島)品種:安納紅 / 渋谷農園(茨城県行方市)品種:あまはずき

 

 

 

「種子島安納いも」のイメージムービーがお披露目となりました!

 

 撮影は延期に延期を重ねた12月1日。日ごとに変わる天気予報に翻弄されながらのラストチャンス。水平線から丸い太陽が昇る中での撮影となりました。オープニングはバイオ苗に携わる種子島高校の生徒さんの通学風景です。種子島では日常の、島外の人からは非日常の風景です。是非ご覧になってください。種子島安納いもという「島の宝」を産地一体となって支えている内容となっています。  

🎦「種子島安納いも」イメージムービー

●動画放映場所のご紹介

○空港
・鹿児島空港:到着ロビーの出入り口にあるサイネージビジョン。
・種子島空港:出発ロビー前にあるビジョンでロングバージョンを放映しています。

○市街地
・AMUビジョン:鹿児島中央駅のAMU広場にあるビジョン。
・よかど鹿児島:鹿児島銀行本店(山形屋向い)の1階にある催事場のビジョン。

○港
・南埠頭(高速船乗り場):種子島行きの高速船の待合室にある吊り下げビジョンで放映してますので、利用される方は是非チェックしてみてください。(2つあるビジョンの双方でロングバージョンが1時間に1回放映されます。)


写真

●鹿児島市電への掲出

・611系という年季の入った車両が「種子島安納いも」を背負って鹿児島市内を走ってくれています。市内を訪れる方は通り過ぎる路面電車の車体側面を確認してくださいね。




写真

●知事の表敬訪問

・9月24日に鹿児島県の塩田知事に、収穫がはじまった「種子島安納いも」の出荷報告とイメージムービーをご覧いただきました。今年穫れた芋を焼き芋にして秋の味覚を味わっていただきました。



糖度審査員を募集します!

 

「種子島安納いも」のおいしさを測るお仕事です。

「種子島安納いも」は消費者の皆さんへ貯蔵をしてから出荷しています。

「種子島安納いも」は寝かせることで、澱粉が糖になり甘くなります。

出荷前に、しっかりと熟成されているかを確認する。

島の宝を守るお仕事です。

ご興味がある方は是非ご連絡ください!




一般社団法人 安納いもブランド推進本部(0997-27-3133)

 

バイオ苗引渡式が開催されました。

 7月8日(火)に種子島高校でバイオ苗引渡式が行われました。この引き渡された苗が、それぞれの市町の施設で増殖され生産者の元へ届けられます。種子島安納いものはじまりは島の高校生たちが担っています。

 これまでコロナの影響で人数を制限しての開催でしたが、今年度は多くの生徒たちに見守られた賑やかな式典となりました。

集合写真(学校関係者と市町JA県の来賓の方々)

引渡し(生徒さんから生産者代表へ)

活動紹介パネル(試験管苗からハウスの増殖まで)

生徒代表挨拶(古賀悠樹さん)

挨拶文   

 私たち生物生産科生物工学班は,島内の農家の方々に安納いも苗を提供するために日々実習等の時間を使って頑張ってきました。

 私は,2年次の授業の中で初めて培養作業を行いました。最初の頃は戸惑いや作業に慣れることに一苦労でした。しかし,作業を重ねていくうちに作業の達成感や植物が生育していく嬉しさを感じ,生物工学班を専攻することに決めました。

 自身が培養した苗が現場で実際に活用され,安納いもの生産に貢献できることに嬉しさや誇りを感じる一方,責任も感じています。

 今年度も無事に西之表市・中種子町・南種子町に安納いもの苗をお渡しできる準備が整いました。秋まで予定量をしっかり供給できるように,これからも安納いも苗の生産を継続していきたいと思います。

 鹿児島県立種子島高等学校 生物生産科3年 生物工学班 古賀悠樹


© 2025 安納いもブランド推進本部. All rights reserved.