種子島安納いも便り

梅雨入り前の種子島 ~植え付け最盛期~

 種子島は九州本土の最南端(佐多岬)から南東約40キロメートルの洋上に位置しています。
 梅雨入りは本土より早く、例年5月末頃です。
 安納いもの植え付けが最盛期を迎え、農家さんが慌ただしく汗を流す中、安納いもブランド推進本部は事業年度末を迎えます。
 新しい年度が始まる前に、お伝えできていなかった今年度の活動をいくつかご紹介しますね~

🍠安納いもトーク(9月20日)
 会場は安納いもの聖地、安納地区にある味のある公民館。
 安納いもトークというイベントで「種子島安納いも」をより深く知っていただこうと「産地のこれまでの困難・現状と課題・これから」についてお話させていただきました。来場者の方々には安納いものスイーツが振る舞われ、トーク後には安納いもの甘さ・深さを味わいながら、興味をもって多くのご質問をいただきました。
 知っていただく機会に、ご参加いただいたことはもちろん、熱心にお話を聞いてくださり、ありがとうございました!

振る舞われた安納いものスイーツ



🍠農林漁業祭(11月1日)
 こちらは中種子町で開催された、農林漁業に携わる人たちが主役のお祭りです。
 会場には多くの出店があり、秋の味覚を楽しみにしている人たちで賑わう伝統あるイベントです。我々も島の宝「種子島安納いも」を知ってもらおうと出店しました。 
 コラボした種子島中央高校の生徒たちが、多くの人に来店してもらおうと、的当てゲームを考案。安納いものキャラクター(べにくん、こがねちゃん)の口を的にした大きなパネルを作成してくれました。子どもさんから高齢の方まで、運動会の玉入れで使う紅白玉を握りしめ、的を目がけて懸命に投げ入れていました。
 成功した方には「安納紅」「安納こがね」の紅白の生芋をプレゼントし、秋の味覚をお持ち帰りいただきました。種子島中央高校の皆さん、ご協力ありがとうございました!



🍠安納芋フェスティバル(11月9日)
 翌週の日曜日は、種子島にあるもうひとつの高校、種子島高校の生徒さんとのコラボでした。場所は安納いも発祥の地で開催された安納芋フェスティバル。
 せっかく来た方々に「種子島安納いも」のことを多く知ってもらおうと、ブース内に様々なパネルを作成し展示しました。
 でも、それだけでは多くは見てくれない。。。そんな不安を拭うべく、安納いもに関するクイズを作成し、設置したパネルの中から答えを探してもらい、正解すれば焼き芋をプレゼント。少々回りくどくなりますが、「知って食べれば、きっと美味しくなるハズ!」と言い聞かせ準備しました。
 結果は大盛況。種子島高校の生徒さんが「正解~!!」と繰り返される度にブース内のボルテージがあがり、次から次へとチャレンジするお客さんが絶えず、準備していた焼き芋はイベント半ばで皆さんの胃袋へ収まっていきました。種子島高校の皆さん、ご協力ありがとうございました!



🍠浜松学芸高校(11月19日)
 人口減少とともに定員割れする学校が多いといわれて久しいですが、こちらの学校は多くの志願者を集める人気校。文科省から「地域との協働」、「新時代に対応した学校」であると2つの指定を受けています。来島に際し、先生からは「お客さん扱いしないでください。生徒にはありのままを体験してほしい」とのご要望でした。
 今年が3回目の来島で、1年目は様々な体験スケジュールの中で、種子島の観光ポスターやPR動画を作成し、成果品を鹿児島県知事へ報告までするバイタリティ。  
鹿児島県ホームページ

 3年目となった今年は芋掘り体験の後に、完成した安納いもの歴史パネルで「産地のありのまま」をお話させていただきました。県外の若い世代に「種子島安納いも」を深く知っていただく貴重な機会となり、会場を去るまで生徒さん達から嬉しい質問攻め。。。地域ブランディングに興味がある生徒さんが多く、今の若い人だからなのか校風なのか、大変刺激的な一日となりました。



🍠鹿児島ユナイテッド(12月26日)
 仕事納めの年の瀬に、Jリーガーがやってきました。鹿児島ユナイテッドの稲葉キャプテンです。
 所属チームの地域をとても大切にする人で、前チームに所属していた時には、地域で穫れたお米を自主トレで走った距離の分、毎月、不遇な子供たちへ寄付する活動を行っていた方です。
 このたび鹿児島に移籍し是非とも「種子島安納いものことを学びたい!」ということで、島のこども達に開催するサッカー教室の前日に、個人授業を開催させていただきました。
 自分でPRできることがあればと、翌日のサッカー教室では「種子島安納いも」のパネルとともに自身のインスタにアップしていただきました。
稲葉選手のインスタグラム

 
 鹿児島ユナイテッドは今シーズン2位でフィニッシュし、明日からJ2昇格プレーオフへ。頑張れ鹿児島ユナイテッド!



「その芋は、種子島を選んだ。」(産地の物語)を解説!


こちらの記事は現在準備中です。
公開までもう少しお待ちください。

星原小学校が安納いものお菓子を届けてくれました!

 星原小学校がお菓子を届けてくれたのには理由があります。

 

 遡ること2年前、食育の授業で農家さんとともに星原小学校でサツマイモの植え方などの授業を行いました。それから2年が経ち、当時1~2年生だった生徒が3~4年生になった今年の春「以前教えて貰った植え方で、さつまいもを育ててみよう!」となりました。

 

 届けてくれたお菓子はそのとき植え付け、収穫したお芋です。

 

届られたお菓子たちです。(左:牛乳パックに入った羊羹です!)

 

 

 

添えられたお手紙(お品書き)

 

 

 

カリカリ焼きと芋ようかん、そして【かーしんまー】の焼き芋です。

 

※【かーしんまー】:種子島弁で「逆さ(さかさ)」の意。葉を下に根を上に植え付けた安納いも。(こちらについては生徒さんが「試してみよう!」の植え方です。。)

 

 

 

栽培の様子や糖度審査の結果については品評会で発表をしてくれました。

 

下の写真は品評会のPRコーナーでの展示物。

 

左:2年前のお礼のお手紙、右:糖度審査の結果発表!(来場してくれた小学生たちはテレビの取材も受けていました。)

 

 

 

出品した!?お芋たち(真ん中が【か~しんま~】)

 

 

 

 

 

 栽培の様子は動画にしていただき、会場にてタブレットで放映しました。

 

 収穫した芋は品評会前にブランド推進本部に持ち込まれ、生徒の皆さんと一緒に糖度審査を実施しました。気になる糖度審査の結果は・・・

 

 

 

糖度審査のようす(糖度審査員の方からのレクチャー中)

 

 

 

蒸した芋から10gを取り出します。(同じ量の水を加えてからペーストにし、糖度を測ります。)

 

 

 

 結果はなんと【かーしんまー】の芋が一番糖度が高かったです!(収量については、残念ながら一番少なかったです・・・一番多かったのは、やはり斜め(船底)植えでした。)

 

 

 

 

 

2年前の食育授業のようす(星原小学校にて)

 

 

 

校庭での収穫体験(指導は田中満男さん:品評会で2年連続金賞受賞者【株部門】)

 

 

 

指導してくれた農家さんとの記念撮影.後列の右から2番目が田中満男さん。(ちなみに後列の左は「種子島安納いも」のロゴデザインやイメージムービーを制作してくださった冨永さんです。)

 

 

 

星原小学校
島の真ん中にある海沿いの小学校です。2階の角部屋にある図書室にはピンクのカーテンがかかり、そこから眺める夕陽は格別です。屋久島をはじめ東シナ海に浮かぶ島々が見渡せます。生徒数11名(2025年)

 

 

 

.届けられたお菓子は事務所のみんなで有難くいただきました。はじまりからおわりまでの全てに感謝する素敵な1日となりました✨ .

 

 

★星原小学校のブログ

・糖度審査の様子 https://hoshihara.synapse-blog.jp/hibinokatudou/2025/10/post-c0c1.html

・品評会の出席 https://hoshihara.synapse-blog.jp/hibinokatudou/2025/11/post-c839.html

・お菓子づくり https://hoshihara.synapse-blog.jp/hibinokatudou/2025/12/post-2631.html 

 

 

 

11月14日に「種子島安納いも等品評会」を開催しました。

 品評会の趣旨のひとつとして、優秀な農家を表彰し生産意欲の向上を図ることがあげられます。出荷最盛期の秋に、島内の生産者や関係機関が集い毎年開催しています。

 審査は一次と二次があり、関係機関による審査を開会式の前に実施し、そこで選抜された各部門の出品物を生産者も含めた最終審査によって受賞者を決定します。

最終審査の様子

最終審査の様子

 

 部門は株(かぶ)・箱(はこ)があり、今年度は合計52品の出品がありました。受賞者は以下のとおりです。

👑 受 賞 者 👑

【箱部門】
 ◆金賞 [誠農園][島のたべもの]種子島有機グループ 勇元 誠 様(西之表市) 品種:安納紅
 ◆銀賞 砂坂 展恵 様(中種子町) 品種:安納こがね
 ◆銅賞 砂坂 展恵 様(中種子町) 品種:安納紅

金賞受賞者の勇元誠さん

【株部門】
 ◆金賞 JA中種子町園芸振興会さつまいも部会 田中 満男 様(中種子町) 品種:安納こがね
 ◆銀賞 安納地区さつまいも生産グループ 中園ファーム 様(西之表市) 品種:安納紅
 ◆銅賞 種子島現和風本生産グループ 古川 正一 様(西之表市) 品種:安納紅

金賞受賞者の田中満男さん



昨年度の糖度審査結果の中から優秀者を表彰
◆年間糖度審査優秀賞  砂坂 展恵 様(中種子町)
◆最高糖度賞  西園農園 様(南種子町)

 

受賞者との記念撮影

 

 

表彰式の前に西岡稔彦氏から講演をいただきました。内容は「産地のこれまでの病害虫とこれから」についてです。

講演会の様子(西岡稔彦氏)

 西岡氏は熊毛支場(種子島にある県の農作物の研究施設)へ在任中に「アリモドキゾウムシ」というサツマイモを食し、産地存亡にまで至らしめる恐ろしい害虫の根絶に奔走した方です。

 今の「種子島安納いも」があるのも、これまでの先人たちの苦労の上に成り立っているんだということを知る大変貴重な機会となりました。また「基腐病」については数多くのフィールドワークに基づく知見を詳細な資料を作成し、お話いただきました。西岡先生、ありがとうございました!

 

 

加工品の試食コーナー

 

安納いもを原材料とした加工品を製造する加工部会員から提供いただきました。

 

●提供事業者…(有)菓子処酒井屋 / 公園通り / 菓心利休 / (株)taneco / 中園ファーム / ひめ工房

●特別協賛…米屋(株)

 明治32年創業、千葉県成田市にある老舗和菓子店です。セブンイレブンの「安納芋焼芋羊羹」を製造販売している会社です。安納いもの風味が楽しめる逸品です。店頭で見かけた方は是非お買い求めさい。

★米屋株式会社(なごみの米屋)ホームページ

https://www.nagomi-yoneya.co.jp/120th/index.html

 歴史、伝統、未来への想いに溢れる企業です。

 毎年「安納芋焼芋羊羹」を無償で提供いただき有難うございます。

 

互評会の様子
さつまいもを取巻く外部環境を知るために他産地のさつまいもを食べ比べしました。

 

来場してくれた星原小学校のみなさん

 

●互評会(食べ比べ芋)の提供者…ごと株式会社(長崎県五島列島)品種:安納紅 / 渋谷農園(茨城県行方市)品種:あまはずき

 

 

 

「種子島安納いも」のイメージムービーがお披露目となりました!

 

 撮影は延期に延期を重ねた12月1日。日ごとに変わる天気予報に翻弄されながらのラストチャンス。水平線から丸い太陽が昇る中での撮影となりました。オープニングはバイオ苗に携わる種子島高校の生徒さんの通学風景です。種子島では日常の、島外の人からは非日常の風景です。是非ご覧になってください。種子島安納いもという「島の宝」を産地一体となって支えている内容となっています。  

🎦「種子島安納いも」イメージムービー

●動画放映場所のご紹介

○空港
・鹿児島空港:到着ロビーの出入り口にあるサイネージビジョン。
・種子島空港:出発ロビー前にあるビジョンでロングバージョンを放映しています。

○市街地
・AMUビジョン:鹿児島中央駅のAMU広場にあるビジョン。
・よかど鹿児島:鹿児島銀行本店(山形屋向い)の1階にある催事場のビジョン。

○港
・南埠頭(高速船乗り場):種子島行きの高速船の待合室にある吊り下げビジョンで放映してますので、利用される方は是非チェックしてみてください。(2つあるビジョンの双方でロングバージョンが1時間に1回放映されます。)


写真

●鹿児島市電への掲出

・611系という年季の入った車両が「種子島安納いも」を背負って鹿児島市内を走ってくれています。市内を訪れる方は通り過ぎる路面電車の車体側面を確認してくださいね。




写真

●知事の表敬訪問

・9月24日に鹿児島県の塩田知事に、収穫がはじまった「種子島安納いも」の出荷報告とイメージムービーをご覧いただきました。今年穫れた芋を焼き芋にして秋の味覚を味わっていただきました。