種子島安納いも便り

糖度審査員を募集します!

 

「種子島安納いも」のおいしさを測るお仕事です。

「種子島安納いも」は消費者の皆さんへ貯蔵をしてから出荷しています。

「種子島安納いも」は寝かせることで、澱粉が糖になり甘くなります。

出荷前に、しっかりと熟成されているかを確認する。

島の宝を守るお仕事です。

ご興味がある方は是非ご連絡ください!




一般社団法人 安納いもブランド推進本部(0997-27-3133)

 

バイオ苗引渡式が開催されました。

 7月8日(火)に種子島高校でバイオ苗引渡式が行われました。この引き渡された苗が、それぞれの市町の施設で増殖され生産者の元へ届けられます。種子島安納いものはじまりは島の高校生たちが担っています。

 これまでコロナの影響で人数を制限しての開催でしたが、今年度は多くの生徒たちに見守られた賑やかな式典となりました。

集合写真(学校関係者と市町JA県の来賓の方々)

引渡し(生徒さんから生産者代表へ)

活動紹介パネル(試験管苗からハウスの増殖まで)

生徒代表挨拶(古賀悠樹さん)

挨拶文   

 私たち生物生産科生物工学班は,島内の農家の方々に安納いも苗を提供するために日々実習等の時間を使って頑張ってきました。

 私は,2年次の授業の中で初めて培養作業を行いました。最初の頃は戸惑いや作業に慣れることに一苦労でした。しかし,作業を重ねていくうちに作業の達成感や植物が生育していく嬉しさを感じ,生物工学班を専攻することに決めました。

 自身が培養した苗が現場で実際に活用され,安納いもの生産に貢献できることに嬉しさや誇りを感じる一方,責任も感じています。

 今年度も無事に西之表市・中種子町・南種子町に安納いもの苗をお渡しできる準備が整いました。秋まで予定量をしっかり供給できるように,これからも安納いも苗の生産を継続していきたいと思います。

 鹿児島県立種子島高等学校 生物生産科3年 生物工学班 古賀悠樹

他の芋と何が違うの?種子島安納いもの魅力を解説!


こちらの記事は現在作成中です。
完成まで、もうしばらくお待ちください。

さつまいもには色々な種類があるけど、種子島安納いもは何が特徴なの?

べにくん

それは、「ねっとりとした食感と、蜜がでるほどの甘さ」だよ!
その理由はね、他のサツマイモと比べてショ糖が多く含まれているからなんだ!
甘さの秘密はこのショ糖にあるのよ~
ねっとりとした食感は、オクラや山芋などに含まれている多糖類を多く含んでいるからなんだ!

こがねちゃん

べにくん

この特性は国のお墨付きである、GI(地理的表示)保護制度に登録されているよ!
●GI 制度とは
特定の地域を生産地として、その土地の気候や風土と結びついた品質や歴史をもつ産品の名称を、地域の知的財産として登録する制度です。日本では、農林水産省による厳正な審査が行われます。
スーパーで見かけるサツマイモは細長くて、安納いもは丸いような気がするけど、なぜなの?

べにくん

元々のルーツが違うんだ。細長い芋は日本に古くからある芋で、安納いもは異国から兵隊さんが持ち帰ってきた芋なんだ。
●産地の取組(個性的なカタチ)
 南国で育まれたこの芋は、元々は溝が深く、カボチャのような形でした。 味はおいしいけれど、市場で流通させるには皮や果肉の濃淡などの個体差が大きく、品質の向上が急務でした。
 この事を受け、産地は形状・外観・品質の優れた系統の選抜に約10年の歳月をかけ、「安納紅」「安納こがね」を1998年に品種登録しました。
 現在もなお、消費者の皆さんにおいしい芋が届けられるよう、島内で毎年開催される品評会において優良な芋を選抜し、次世代へ繋ぐバイオ苗の候補として、継承できる体制を整備するなど、品質の向上に取り組んでいます。

●ニーズの変化(今のカタチ)
 時は流れ、多様性を受け入れる時代に変化し、「形も個性!」とニーズも多様化してきています。見慣れない形が不評だったのは一昔前の話です。
 産地の形状を揃える取組やブーム期の流通量の増大により、安納いもは“丸い”サツマイモとの認識が定着し、天然由来の姿を受け継いだ今のカタチ(紡錘形)となりました。

●伝統野菜(在来種)
 種子島安納いもは、天然由来の伝統野菜です。 伝統野菜とは、特定の地域で古くから栽培されていた在来種・固定種の野菜で、種子島安納いもは、「かごしまの伝統野菜」に登録されています。
 一方、地球人口の増加にともない、食の安定供給に貢献している技術が品種改良です。 この技術によって、消費者にとってはおいしく、農家さんにとっては栽培しやすく、 小売店などでは売りやすい、規格の揃った農産物が手軽に手に入るようになりました。
 種子島安納いもは伝統野菜として、自然環境の変化や病気と闘いながらも、愚直に「この個性的で独自性のある芋」を、大切に守り続けています。

確かに見慣れない形かもだけど、よく見ればコロコロと丸くてかわいいお芋さんでしょ!

こがねちゃん

【種子島安納いも】のコラム~其の壱~


●このカタチだからこそ!(ある有名店主のお話)
 「安納いもは、丸い方が確実に美味しい!」 今でも残るこの言葉。声の主は、焼き芋業界では有名で、同業を志す方々に指南する名物店主です。
 長きに渡り、芋と向き合い、品種や大きさによって、最上の焼き上がりを探求し、焼き続けてきたプロの言葉だったからこその説得力がありました。
 「なぜ普通に焼いてもこんなに美味しいのだろう?」と私も自問し、この答えを探し求めていたから尚更でした。

ここでマメ知識。
 さつまいもは、でん粉(黄色い果肉)が熱によって糖に変化(糖化)することで甘くなります。その過程には【βアミラーゼ】という酵素が存在し、低温でじっくりと焼くことで活発に働く性質があります。

 「!!」(頭の中ではじける音!?)
 → 「じゃとか~」(種子島弁で納得の意)

 「外部から加わる熱が、”このカタチだからこそ”、同心円状にじっくりと伝導し、酵素の働きを活発にするんだ、そして芋のポテンシャルを最大限に引き出すのではないか?!」

 ビル風吹き抜ける寒空の下で、有名店主の話を聞いて感じたお話でした。
(日本有数のさつまいもイベント会場にて)
安納いもって赤い芋だと思ってたけど、白い安納いもを見たことがあるんだ~
それって本当に安納いもなの?
そう、それって安納こがね(私)だね!
種子島安納いもには2種類あって、赤と白があるのよ、安納という名前っておめでたい響きがあるし、紅白の2色があるって、縁起がいい感じがして素敵でしょ!

こがねちゃん

【種子島安納いも】のコラム~其の弐~

●「安納こがね」には酸味がある。(ある高級食パン会社代表の話)
 サツマイモなのに酸味!? 自分が鈍感なのか?食を探求する人の感性に驚きました。
 声の主曰く「消費者は甘いモノを求めている。ただ甘さを重ねるとクドくなり過ぎてしまう。上質で深い甘さを求めるには酸味が必要。「安納こがね」にはその酸味がある。」
 何度も試作を重ねてきたプロの話に驚愕し、そこから私のバカ舌が少しだけ目覚めたお話でした。(再び、日本有数のさつまいもイベント会場にて)

●縁結びの芋、「種子島安納いも」
 種子島安納いもは、とても縁起がいい芋です。
 理由は3つあります。
 1つめは、紅白の2色があり、「安納紅」「安納こがね」が約10年の歳月をかけ、平成10年10月に揃って登録されました。まるでめでたい日を選んで婚姻届を出した夫婦のようですよね。
 2つめは、種子島には、さつまいもが引き寄せられた2つの深~い縁があります。➡ブログのオススメ記事! 【その芋は種子島を選んだ】
 3つめは、安納いも発祥の地、種子島に実在する「安納」という地名です。
 ・安納の「安」は、安らぎ、安泰、大安。。
 ・安納の「納」は、納める、結納、これまた結婚にまつわる縁起のいい言葉です。

○まとめ
 ・種子島安納いもには、紅白の2種類がある。
 ・種子島には、さつまいもが惹き寄せられた2つの縁があり、
 ・そして、名称まで縁起がいい。

 これほどまでに、おめでたいお芋は他にあるでしょうか?
 もちろん、種子島安納いもは、「安」心・「安」全の取組をおこなっています!

●種子島安納いもには風味がある。
(さつまいもを沢山食べてきた私の話)
 さつまいもブームの昨今、高糖度のさつまいもが次々と開発されています。どれも美味しく、農家さんにとっても作りやすく素晴らしい品種が数多くあります。なにより多くの方々に、色々な秋の味覚を楽しんでもらえるようになりました。
 そんな中、数多くの品種を食べ比べてきた私は、やはり「種子島安納いも」が大好きです。自分が住む種子島でもあり、食べる機会が多いというのもありますが、シンプルな焼き芋にしたときの風味は「種子島安納いも」が一番です。
 その理由は皮にあると思っています。四方が海に囲まれた種子島の土壌には海洋ミネラルが豊富に含まれています。その土壌によって形成された皮は他の品種とは違い、焼き上がった時の質感が特徴的で、皮と果肉の間に絶妙な隙間が生じることが多いです。
 その空間は蒸気とともに放出される熱が滞留するからなのか、中の果肉とは別格の風味を放っています。それは、こんがりと香ばしく、まるでお焦げご飯のような味わいです。 皮ごと食べれば尚更です! 皮の香ばしさ、お焦げた果肉とが混じり合った瞬間、広がる風味で多幸感に包まれます。
 甘さはある一定値を超えれば満たされますが、私はさつまいもに、より味わい深さをもたらす”風味”を求めています。

○勝手にスローガン!
【甘さ至上主義から、風味を愉しむサツマイモ文化に!】
【皮が美味しい、皮ごと食べよう!「種子島安納いも」】
さっき、 【その芋は種子島を選んだ】 を読んだんだけど、種子島にはサツマイモと深~い縁が2つもあったんだね!これまで産地はどんな道のりを歩んで来たんだろう?

べにくん

いい資料があるので、これを見てみて!【安納いもの歴史】のパネルだよ
ロケットが打ち上がってるよ~、種子島って感じがあってとても素敵でしょ!

こがねちゃん

右下の生産量のお芋のグラフ、2020年に生産量が半分、翌年には3分の1にまで減ってるね。
なにがあったの?

べにくん

それは基腐病(もとぐされびょう)っていう病気なんだ
●○○○○○○○○
特定の地域を生産地として、その土地の気候や風土と結びついた品質や歴史をもつ産品の名称を、地域の知的財産として登録する制度です。日本では、農林水産省による厳正な審査が行われます。

べにくん

日本で古くからサツマイモの栽培をしている産地だから、多くの困難があったんだよ
そうなの、このパネルを見て!
これまでの困難を乗り越えてきた苦労があるから、今があるのよ

こがねちゃん

これまで産地は、色々な苦労をしてきたんだね。種子島安納いもの美味しさって他にも何か理由があったりするの?

べにくん

それは、四方が海に囲まれた島、温暖な気候などの地理的な要因にあるんだ!
そんな恵みの島、種子島にはこれまで黒潮によって、様々なモノや文化がもたらされて来た特別な島なんだ。鉄砲伝来が有名だね!他にも色々な始まりとなるタネがあるのよ

こがねちゃん

なに、なに?どんなタネがあるのか教えて!

べにくん

たくさんあるんだけど、四季の始まりを告げるのは、お米、お茶、そしてさつまいも!そしてタネとなっているのは、牛、ブリ、うなぎ、、、などがあるよ。
種子島って特別な島なんだね!ぜひ行ってみたくなったよ!ロケットの打ち上げが見られたら最高だろうな~。その時は本場の種子島安納いもを食べてみたいんだけど、どこか知ってる?
じゃあ、種子島安納いもの生産者を紹介するよ!
コチラ が安心・安全の取組を行っている「種子島安納いも」の生産者。
そして コチラ がその「種子島安納いも」を原材料とした加工品を扱っている業者さんたちだよ~

こがねちゃん

ありがとう!
種子島安納いものことや種子島について知ることができてよかったな〜。
これまでいろんな困難を乗り越えてきたと聞いて、ますます種子島を応援したくなったよ!
これからどんな産地になっていくのか楽しみだね!

べにくん

ぜひ、いろんな商品を食べてみてほしいな〜!
青果や焼き芋はもちろん、いろんな加工品もたくさんあるんだ♪ 季節ごとに違ったおいしさを楽しんでもらえたら、とってもうれしいな。
みんなに「おいしい!」って食べてもらえることが、産地にとって何よりの励みになるし、これからの頑張る力になるんだよ~!
これから「種子島安納いも」の商品を見かけたら、ぜひ買って応援してね!

令和6年度 種子島安納いも等品評会

11月29日に「種子島安納いも等品評会」を中種子町中央公民館で開催しました。

来賓には市町首長や種子島高校の方々にもお越しいただき、昨年の品評会でお披露目となった新しいロゴデザインの幟(のぼり)が会場入口でお出迎えすることとなりました。

開会式の前に関係機関や目の肥えた担当者による一次審査を実施し、選抜された各部門7品を生産者も含めた来場者で最終審査を行いました。

部門は株(かぶ)・箱(はこ)があり、今年度は合計55品の出品がありました。受賞者は以下のとおりです。

【株(かぶ)部門】

◆金賞・JA中種子町園芸振興会さつまいも部会(田中満男)様(中種子町)品種:安納こがね

◆銀賞・種子島現和風本生産グループ(古川正一)様(西之表市)品種:安納紅

◆銅賞・鮫島ファミリー農園(鮫島辰義)様(南種子町)品種:種子島ゴールド

 

【箱(はこ)部門】

◆金賞・特撰種子島安納いも生産部会(川畑次博)様(西之表市)品種:安納紅

◆銀賞・[誠農園][島のたべもの]種子島有機グループ(勇元誠)様(西之表市)品種:安納こがね

◆銅賞・種子島安納芋生産組合(中脇義隆)様(南種子町)品種:安納紅

 

昨年度の糖度審査結果の中から優秀者を表彰

■年間糖度審査優秀賞・西園農園(南種子町)

■最高糖度賞・(株)エス・ワールド(中種子町)


 
会場入口の様子

会場入口の様子

PRブース(GI,商標登録証など)

最終審査の様子

手前は株の出品物

こちらは箱部門

試食コーナー

受賞者を囲んでの記念撮影

 

表彰式の前に上妻道紀先生から講演をいただきました。題目は「種子島在来いもの育成と商品性の高い安納いも作り~原点に立ち返ってみよう~」。

上妻先生は今ではベテランとなった会員さんからよく名前があがる「安納いも」の大先生です。熊毛支場(鹿児島県の農業試験場)の作物研究室長を務め、在任中に「安納いも」の品種登録に奔走し、まだ栽培技術が確立されていない安納芋の種子島に適した栽培方法を構築されてきた方になります。29ページに及ぶ資料はそれら試行錯誤の証、溢れる想いの積み重ねです。はじめにお示しいただいたときは困惑しましたが...

上妻先生、大変貴重なお話をいただきまして有難うございました!

こちらが上妻道紀先生

資料は試行錯誤の証、溢れる想いの積み重ね

 

 

【試食品の提供事業者】あぐりの里、(有)菓子処酒井屋、公園通り、(株)taneco

【特別協賛】協同乳業(株)、米屋(株)

【食べ比べ芋の提供者】種子島安納(株)

 

秋の味覚(第45回中種子町農林漁業祭)

 11月2日(土)に第45回中種子町農林漁業祭が開催され、来場のお客様に「種子島安納いも」を提供させていただきました。大きく針路を変えたブーメラン台風からの強風で、予定していた展示物や炭火での焼き芋提供はできませんでしたが、子どもさんからお年寄りの皆さんに種子島で育った秋の味覚を味わっていただきました。
 ようやく秋らしくなってきました。「種子島安納いも」が出荷の最盛期を迎えています。今年は出来がいいとの報告と糖度審査の結果も昨年同時期と比べ高糖度を記録しております。

 昨年までは基腐病で収量が少なく届かなかった地域にも「種子島安納いも」がお目見えするかも知れません。その際には是非、「種子島安納いも」を召し上がってくださいね!

園芸振興会さつまいも部会のブースを間借りして出店

 

風との闘い、軽トラでの風よけ、重し、貼り付け、奥は出番のなかった炭火セット。展示物:GI登録証、GIチラシ、新しいロゴマークの商標登録証、種子島安納いものレシピ本、生産者名簿