本日,平成24年度安納いも品評会を,中種子町中央公民館大ホールにおいて開催しました。
最高賞の金賞には,2年連続で,
西之表市の中園正男さん(安納地区さつまいも生産グループ)が選ばれました。
これが「金賞」のいも。
惜しくも金賞を逃した「銀賞」2点。
島内生産者から出品されたいもを①形状の良さ(揃いの良さも含む),②上いも個数,③肉食,④病害虫など傷の程度,⑤皮色について厳正に審査しました。
出品された安納いもはどれもすばらしく,甲乙つけがたいものでしたが,入賞した芋はさすがに申し分ないものでした。
入賞した安納いもは,ウイルスフリー苗の優良系統育成のために活用され,選抜された後,部会員のみなさんへ供給されるようになっています。
なお,審査結果詳細は,こちらのファイルを御覧下さい。
24品評会結果
厳正な審査の様子。
毎年,生産者の技術向上が見られます。
本日は,種子島高校生物生産科2年生 34名が,ブランド推進本部の見学に訪れました。
訪れた生物生産科の生徒の皆さんは,島内へバイオ苗を供給する重要な役割を担っています。
自分たちの供給した苗からできたであろう「安納いも」がどのように糖度検査の方法や,
ブランド本部の活動状況などを熱心に聞いていました。
今後の「安納いも」を支える人たちになっていくことでしょう。
見学風景1
見学風景2
本日は、「かごしま農林水産物認証」(K-GAP)の現地審査が行われました。
*K-GAPとは、鹿児島県の農林水産物認証制度のことで、安心・安全を考えた基準に沿って、生産者自らが作業を行い、記録・点検・評価をして、改善をしていく農業生産工程管理(GAP)の取組を外部機関が審査・認証する制度です。(詳細は、安心・安全のページをご覧ください。)
鹿児島県の指定する審査・認証機関である公益社団法人・鹿児島県農業・農村協会の方々が、申請者である会員の栽培履歴や管理簿等の書類の確認、聞き取り調査をします。
( 左の方は生産者、右の方は協会の方。)
圃場や作業場にも足を運び、聞き取り現地調査を行います。

K-GAP認証は、生産者の話を聞き、現地の状況をしっかり確認したうえで、審査会にて判定が行われます。
このように本会員は、第三者からの審査・判定を受け、県の認証を受けることで「安心・安全な安納いも」を皆様にお届けしています。(下は認証マーク)

*今回審査を受けた方々は10月下旬以降に出荷開始を予定しています。
ここは、県立種子島高校・生物生産科のハウス。

ここでは、来年に向けたウィルスフリー苗を育てています。

育てられた苗は、各市町拠点施設へ供給され、増やしていきます。(本日植え付けしました。)
増された苗は来年の栽培にむけて農家へ供給されていきます。
これからが収穫の最盛期ですが、もうすでに来年への準備も始まっています。
みなさまお待たせしました。
24年産の出荷にむけて,糖度審査が始まりました。
今年も安心・安全でおいしい「安納いも」を,種子島よりお届け致します。
