ブリックス審査の方法
- 2011年10月20日
- 生産販売部会の取組
本日は、安納いもの糖度(ブリックス)審査方法について、説明します。
安納いものM品クラスを選びます。きれいですね。
そして蒸し器で芋を蒸します。
1段であれば60分、2段であれば75分以上蒸します。
この場合は3段なので90分間ですね。
この時に、ひとつ注意しておくことがあります。それは、2段以上は上下を入れ替えることです。
均等に蒸すためですね。
蒸し上がったのを確認(竹串がすっと通る)します。
それから半分に切って、切った片方の中心部から5g、もう一方の中心部から5gをとり、
合計10gをはかります。
水(蒸留水)で2倍に希釈します。
蒸し芋が10gであれば、水10g(10ml)になりますね。
安納いもと水を丁寧に、固形物がなくなるまで混ぜます。
混ぜたものをブリックス計で計測します。
ブリックス計で2回以上同じ数字がでるまで計測します。
この場合のブリックス(糖度)は「11.4%」ですね。
5個全てブリックス10.7%以上で合格品となり、
この審査をクリアしたものだけがブランドシールを添付して販売できることになります。
ブランド品になるには、厳しい審査をクリアしないとできないのです。