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11月14日に「種子島安納いも等品評会」を開催しました。

 品評会の趣旨のひとつとして、優秀な農家を表彰し生産意欲の向上を図ることがあげられます。出荷最盛期の秋に、島内の生産者や関係機関が集い毎年開催しています。

 審査は一次と二次があり、関係機関による審査を開会式の前に実施し、そこで選抜された各部門の出品物を生産者も含めた最終審査によって受賞者を決定します。

最終審査の様子

最終審査の様子

 

 部門は株(かぶ)・箱(はこ)があり、今年度は合計52品の出品がありました。受賞者は以下のとおりです。

👑 受 賞 者 👑

【箱部門】
 ◆金賞 [誠農園][島のたべもの]種子島有機グループ 勇元 誠 様(西之表市) 品種:安納紅
 ◆銀賞 砂坂 展恵 様(中種子町) 品種:安納こがね
 ◆銅賞 砂坂 展恵 様(中種子町) 品種:安納紅

金賞受賞者の勇元誠さん

【株部門】
 ◆金賞 JA中種子町園芸振興会さつまいも部会 田中 満男 様(中種子町) 品種:安納こがね
 ◆銀賞 安納地区さつまいも生産グループ 中園ファーム 様(西之表市) 品種:安納紅
 ◆銅賞 種子島現和風本生産グループ 古川 正一 様(西之表市) 品種:安納紅

金賞受賞者の田中満男さん



昨年度の糖度審査結果の中から優秀者を表彰
◆年間糖度審査優秀賞  砂坂 展恵 様(中種子町)
◆最高糖度賞  西園農園 様(南種子町)

 

受賞者との記念撮影

 

 

表彰式の前に西岡稔彦氏から講演をいただきました。内容は「産地のこれまでの病害虫とこれから」についてです。

講演会の様子(西岡稔彦氏)

 西岡氏は熊毛支場(種子島にある県の農作物の研究施設)へ在任中に「アリモドキゾウムシ」というサツマイモを食し、産地存亡にまで至らしめる恐ろしい害虫の根絶に奔走した方です。

 今の「種子島安納いも」があるのも、これまでの先人たちの苦労の上に成り立っているんだということを知る大変貴重な機会となりました。また「基腐病」については数多くのフィールドワークに基づく知見を詳細な資料を作成し、お話いただきました。西岡先生、ありがとうございました!

 

 

 

加工品の試食コーナー
 安納いもを原材料とした加工品を製造する加工部会員から提供いただきました。

●提供事業者…(有)菓子処酒井屋 / 公園通り / 菓心利休 / (株)taneco / 中園ファーム / ひめ工房

●特別協賛…米屋(株)

 

互評会の様子
 さつまいもを取巻く外部環境を知るために他産地のさつまいもを食べ比べしました。

●互評会(食べ比べ芋)の提供者…ごと株式会社(長崎県五島列島)品種:安納紅 / 渋谷農園(茨城県行方市)品種:あまはずき

 

 

 


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