安納いもブランド推進本部

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ブリックス審査の方法


本日は、安納いもの糖度(ブリックス)審査方法について、説明します。

M品の芋を選ぶ

安納いものM品クラスを選びます。きれいですね。

安納いもを蒸す

そして蒸し器で芋を蒸します。
1段であれば60分、2段であれば75分以上蒸します。
この場合は3段なので90分間ですね。
この時に、ひとつ注意しておくことがあります。それは、2段以上は上下を入れ替えることです。
均等に蒸すためですね。

安納いも10gをはかります。

蒸し上がったのを確認(竹串がすっと通る)します。
それから半分に切って、切った片方の中心部から5g、もう一方の中心部から5gをとり、
合計10gをはかります。

水で2倍に希釈します。

水(蒸留水)で2倍に希釈します。
蒸し芋が10gであれば、水10g(10ml)になりますね。

混ぜます、混ぜます!

安納いもと水を丁寧に、固形物がなくなるまで混ぜます。

ブリックス計で計測します。

混ぜたものをブリックス計で計測します。

計測完了

ブリックス計で2回以上同じ数字がでるまで計測します。
この場合のブリックス(糖度)は「11.4%」ですね。
5個全てブリックス10.7%以上で合格品となり、
この審査をクリアしたものだけがブランドシールを添付して販売できることになります。
ブランド品になるには、厳しい審査をクリアしないとできないのです。

県農業開発総合センター熊毛支場見学


県農業開発総合センター熊毛支場・作物研究室長の上野さんに安納いもの試験栽培ほ場を案内してもらいました。写真は、バイオ苗の選抜試験を行っているほ場です。バイオ苗とは、ウィルスフリー苗とも呼ばれおり無菌状態で育てられた苗のことです。バイオ苗が世代ごとにどのような変化を起こすのか長い年月をかけて調べています。

下の写真は、水はけの悪いほ場で適切な対策を講じた場合とそうで無い場合の収量と品質の違いを試験しています。もちろん適切な対策を講じたほ場が質と量ともに優れていました。このような地道な活動が、より品質の良い安納いもの生産に繋がっているんですね。

安納いもほ場実験


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